ぺん子の立ち直り日記

~ウツになりました~

出かけるのが億劫になる気持ちの乗り越え方

こんばんは。ぺん子です。

さて、今日のテーマは、「ウツの人が出かける方法」です。

 

ウツって波があります。気分がいい時期もあれば、悪い時期もある。

これは、私が2週間程度連続で気持ちの調子が最悪だった時の話です。

 

気持ちの調子が最悪だったとき、

私はつらいことを思い出して眠れなくて昼夜逆転したり、

こんなにつらいならもういっそ消えてしまいたい…という心境になっていました。

 

元気なころは、気分が落ち込むときは外に出たり、家事をしたり、趣味に打ち込むことで気分転換してきました。

だけどウツの私は無気力で、ついでに言うと無感動で、気分転換する元気なんてありません。

 

科学的に気分が晴れる方法や夜眠くなる方法は知っています。

だからこそ思うんです。

身体を動かせたら、日中少しでも外に出られたらと。

 

そう思うのにどうしてもやる気になれない日々が続く。

まぁウツだから仕方ないんだけどさ。

仕方ないんだけど、気分の落ち込みが改善されない日々が続くと当事者はけっこうつらい。

 

そんな日々が続いた私、試行錯誤を重ね、ついに楽しくお出かけができました!

ということで、出かけるのが億劫だった私が、電車に乗って出かけるに至った戦いの記録を公開します。

私は、一週間程度でできました。よかったら見ていってください。

 

ーーーーー記録ここからーーーーー

■1日目

・かわいいメイクしたら出かけたくなる気がすると思い、YouTubeメイク動画を漁る。

 河北裕介のメイク動画を見たらメイクしたくなってきて、夜中2時からメイク開始。

 うまくいったので、明日もう一回このメイクをして出かけようと決意。

 朝5時、メイクを落として寝ようとするがいやなことを思い出して気分最悪。

 結局寝たのは朝9時。

・13時半起床。眠い。

 でも決めたことはやろうと着替えて河北メイクをする。

 メイクに気合いが入りすぎてメイクが終わったのが15時半。

 帰るころには通勤ラッシュだと思い、出かける気を失う。

 少しでも外に出ようと玄関を開けたら雨が降っていて、やる気を失う。

・無事、昼夜逆転を継続。

 

■2日目

・また寝る前に泣いて7時就寝。13時起床。

 今日も河北メイクをする。時間を考えて巻きで。

 寝不足の朝は胃もたれがして食べる気がせず、水を飲んだだけ。

 14時半の電車に乗って都内に行こうと駅に向かうが、途中で遠出が億劫になる。

 おなかすいたし、スーパーで買い物して帰ることに。

・何時に寝たか忘れたけど昼夜逆転継続中。

 

■3日目

・お昼ごろ起床。今日も河北メイク。

 おなかが満たされてれば出かける気力がつづくのでは?と考え、昨日スーパーで買ったヨーグルトをしっかり食べる。

 15時半ごろの電車に乗って都内に行くべく、駅に向かう。

 なんと、今日は改札を通れた。

 しかし、駅のホームで電車を待つ間に急に電車に乗るのが億劫になり、引き返して帰宅。

・今日も元気に昼夜逆転。早朝まで眠れない。

 ぺん子、もう電車では出かけられないマインドになってしまったのだろうか・・・ウツってまじ恐ろしいな。つら。

 と、ふとんの中で落ち込んでいた。

 しかし、客観的に見れば、1日目は外に出れなかったが、2日目は駅に向かうことができた。

 本日3日目は、ついに駅のホームまで行けたのだ。

 4日目、5日目と続けていればそのうちどこか遠くに行けるかもと、すっかり弱気になった自分をなんとか励ました。

 

■4日目

・安定の昼頃起床。

・今日こそは出かけたいと思い、駅のホームへ。でもやっぱりホームで億劫になった。

 ああ私、人混みが相当いやなんだなと気づき、電車で30分程度の繁華街に行くことに。

・作戦成功。電車のれた。わーいと思いながら趣味のものを見に行った。

 散財したくなるのを抑えて帰宅。たのしかった。

・この日も何時に寝たか忘れたけど、5時くらいかなぁ。安定の昼夜逆転

 

■5日目

・今日は電話カウンセリングの日。

 自分と向き合って、すっきりする自分もいるけど、毎度ちょっとつかれる。終わった後はぼけーっとしてたい。

・が、今日は夫が出張から帰ってくるので家事をすることに。

 洗濯物が溜まってるし、洗う食器も溜まってる。部屋も散らかってる。

 とりあえず食器を食洗器にぶち込んで、共有スペースも片づけた。

 そして、夕飯にチャーハンを作っている最中に夫が帰宅。

 洗濯できてなくてごめんねと謝ると、いいよと言い、出張中の洗い物を一緒に快く洗濯してくれた。干すのは手伝った。

・夫と一緒に夜のランニング。

・3時ごろ、自然に眠くなり就寝。ここ最近で一番早い就寝だった。

 

■6日目

・夫と一緒に昼頃起きる。

 一緒に家事したりランニングする。

・寝る前、また急に悲しくなった。

 自分のつらい状況を夫に共有しすぎると夫の気も滅入るだろうと、普段は努めて明るく振舞うようにしているが、なぜか涙が出るのを抑えられないときがある。

 そういう時はもう仕方ないので、近頃気分最悪なことを出張帰りの夫に話した。

 夫氏は、「家にいたらやることは無限にあるし、別に出かけなくてもいいんじゃない?」とか、いろいろ言ってた。

 夫の言葉に対して、それもそうかと納得できることもあれば、

 まぁあなたにはわからないだろうねと諦めるような感情になることもあった。

 それでも話したことによっていったん気分が落ち着いて、7時ごろ入眠。

 

■7日目

・夫がまた出張へ。昼頃送り出す。

 天気が良かったので自転車で近場をサイクリング。

 昔は自転車でふらふらするの好きだったなと思い出した。

 でもあんま楽しいと思わなかったかも。インスタ映えするものが1つもない近所。ぴえん。

・この日の夜は、少しだけ悲しい気持ちが押し寄せることがあったが、比較的気分が安定してた。

 趣味のことについて調べていたら5時ごろに瞼が重くなり、寝た。

 

■8日目

・12時頃起床。

 都内でしか見られない趣味のもののために、今日こそは外に出るぞと強い意志。

・河北メイクをして、13時半ごろ駅のホームに行く。

 駅のホームでやっぱり都内いくのだるいなと思うが、それは織り込み済み。

 今日は早めに家を出たので、16時ごろに都内をでればぎりぎりラッシュを避けられるようにした。

 やっと、電車に乗れた!趣味のものを見て、楽しかった!

・夕方帰宅。

 

ーーーーー記録ここまでーーーーー

 

はい。こんな感じです。

ポイントは、本当に単純だけど、下記かなと思います。

 

・できることからやる

・しんどい時はだれかに弱音を吐く

・自分にとって嫌じゃないやり方を考える

 

「ちゃんとやらなきゃ」、「なんでできないんだろう」という思考の癖がある私は、

頭ではわかっていても、できるまでに時間がかかりました。

 

「別に出かけなくてもいいんじゃないの」と夫は言いましたが、

個人的には、「出かけない」と「出かけられない」は別物です。

正確には「(出かけられるけど出かけたくないから)出かけない」と「(出かけたいのに)出かけられない」です。

 

出かける気力を失う自分を受け入れながら、

どうすれば「行ってやらんこともない」的な気分になれるか探る作業は根気が必要です。

しかし、出かけることができたあかつきには達成感や喜びを感じることができます。

 

さいごに。

私は心理のプロではないけど、ウツとたたかう当事者です。

今日の話は、当事者のちょっとした成功体験でした。

 

この記事が、「出かけるのが億劫だけど、何とかして出かけられるようになりたい」と悩む方の一助になれば幸いです。

 

ではでは、またね。

 

~あとがき~

↑の話で出てきた河北裕介のメイク動画は、こちらです。

簡単に垢抜けられました。おすすめ!

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