ぺん子の立ち直り日記

~ウツになりました~

ウツはエクスペクトパトローナムで撃退できるかもしれない

おはようございます。ぺん子です。

久しぶりに一日中出かけたからか、気づいたら眠ってた。

今朝は8時に起きれました!

 

さて、今日のテーマは「ウツはエクスペクトパトローナムで撃退できるかもしれない」です。

 

うつは苦しいです。はっきり言って。

友達に会うのも出かけるのも家事をするのも億劫。

 

もし友達に会って楽しく話せたとしても、そのあとに嫌なことを思われたのではないかとネガティブに襲われる。

出かける約束をしても、いざ行く前になると憂鬱な気分になる。

本当はきれいな部屋を保っていたいのにとにかく家事がやりたくない。

 

本当は働きたいし自分らしい生き方を見つけたい。

小さなことで傷つきたくないしくよくよしたくない。

明るい気持ちでいたい。

毎日、楽しかったなって充実感のなか眠りたい。

それができない自分が嫌でたまらなくなる。

親や祖父母など、今の状況を否定する家族との連絡を遮断してしまった。

人生が終わったように感じて、いっそ消えてしまいたくなる。

「死にたい」と口癖のように呟いてしまう。

 

これは休養する中で実際に自分に起きたことです。

働いているときは、つらい気持ちになることは自覚していましたが、

日々の生活の端々が悲しみに侵食されて喜びを感じられなくなっている自分には、休み始めてからしばらくして気づきました。

 

私はハリーポッターが子どものころから好きで、最近ふとディメンターの存在を思い出しました。

 

ハリーポッターの世界では、球魂鬼(ディメンター)という闇の生物がいます。

ディメンターは、著者のJ.K.ローリングがうつ病を患ったときの状態がもとになっているようで、うつの象徴だといわれています。

作中では、夢や希望、生きる力を失わせ、生きながら廃人にしてしまう世界で最もおぞましい怪物として描かれており、天涯孤独なハリーを狙います。

そして、ディメンターを追い払う唯一の方法は、自分にとって最も幸せな記憶を思い出しながら守護霊を呼び出すことです。

 

楽しい思い出が本当は沢山あるはずなのに、何も思い浮かばない。頭の中から抜き取られたように虚しくなってしまう。

これは今の私の状況そのものだと、ディメンターに幸せを抜き取られるハリーの姿を自分と重ねました。

ローリングは、信じられないほどのネガティブに襲われたとき、最も幸せだった思い出を思い浮かべることがウツを撃退する方法の一つだよと示してくれたのかも、とも思います。

リーマス・ルーピンが「チョコレートを食べるとよくなる」と言っていたように、甘いものもいいんだろうな。なんて思ったりして。

 

作中でいやな奴だったけど、本当はずっとハリーを守り続けていたセブルス・スネイプもうつに苦しんでいたと言われています。

子どものころは深く考えずに読んでいましたが、今では違う感想を抱きます。

一見いやな人に見えても、本当は心優しく勇敢かもしれない。

たとえ自分が周りからいやな人だと思われていたとしても、自分が悪い人間とは限らない。きっと理解者はいる。

さらに、スネイプのように周りに心を閉ざすのではなく、心の扉を開け、素直な気持ちを表明したほうがよいのではないか。とも。

 

もちろんやったほうがいいことと、今の状態でできることは違います。

自分にできることから始められたらいいなと思っています。

 

また、つらい思いをしているとき、人は客観性を失います。

私は、ディメンターやセブルス・スネイプをきっかけにうつに苦しむ自分を客観視しました。

また、私はディメンター(うつ)を撃退する魔法が使えないので、少しだけ魔法を借りる気持ちで投薬治療を受け入れてもいいのかなとも思いました。

 

はい。今回はこんな感じです。

この記事が、同じようにウツに苦しむ方や、身近な人がウツになってしまい、その気持ちを理解したい方などの参考になれば幸いです。

 

投薬治療についてはまた後日書きます。

 

ではでは、またね。